百万年ピクニック

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メインの夕景ギャラリーの写真をトリムしてみました。夕日を背にし
地面に影を伸ばす四人がおもしろくみえました。

この写真をアップした時、ある小説のことを連想してしまいました。

ちょっと古い小説の話です。レイ・ブラッドベリという小説家をみな
さんご存知でしょうか。SF、あるいはファンタジーというジャンルで
単純にくくってしまうにはあまりに叙情的な作家です。「霧笛」に涙
された方も多いのではないでしょうか。僕は彼の作品の中でも26篇の
オムニバス短編集「火星年代記」が大好きです。この写真を今見た時、
なぜか短編集の最後の「百万年ピクニック」を思い出しました。人類
が自らを滅ぼしつつある地球から一家族が火星にのがれてきました。
火星に到着してから人類の運命を聞かされ泣きじゃくる子供たち。父
親は子供たちに火星人を見に行こうと励まします。そして、子供たち
が見たものは?心震えるラストシーンがよみがえってきます。

by shigepianoman | 2005-03-04 00:40 | 夕景

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